2020/04/20

わんぱく盛り子育てママです
四歳の息子と一歳の娘を連れて実家から帰宅途中の出来事。
助手席に息子が座り、娘を後ろのチャイルドシートに座らせ約五分の道のりをいつもと変わらず帰っていました。雨が降っていたので視界が悪く気を付けながらの運転。
すると、息子の手に持っていたブロックが座席の下に落下して、息子は自らシートベルトをはずしブロックを手にとり一言
「やったーゲットぉー」
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軽くはね上がった瞬間、フロントガラスで頭をぶつけるとその衝撃でフロントガラスがメキメキっと悲鳴を上げた。
「痛ってなーぁ」
息子を心配しながらフロントガラスに目を向けると、なんとそこには直径15センチくらいの蜘蛛の巣状のヒビが入っているではありませんか!
何とも言葉にならない声が出て、私の頭の中は真っ白になり、
フロントガラスって一体いくらするのよー
それだけが頭をよぎったのでした。
そういえば、息子は産まれた時からチャルドシートが大嫌い!
生後間もないころ主人が朝から夜遅くまで仕事で家を空けていることが多かったので、日中は近くの実家で過ごすことが多かった息子と私、そのころからチャイルドシートが大嫌いなのです。
おもちゃを手に持たせても、お菓子を手に持たせてもおしりすらつけたがらない、体をのけ反ってぎゃん泣き。乗り心地が悪いのかと思い、奮発してちょつとお高めのチャイルドシートを購入してみるもちっとも変わらず。
二人で買い物に出かけようもんなら後部座席のチャイルドシートで泣くは泣くはそれは大変でした。少し走っては休憩し息子をあやし、また走る。お店につくころには疲労困憊で帰りは息子も泣き疲れて眠りにつくのがかわいそうでならなかった。
何が嫌なのか全く理解できなかった。こんなにもチャイルドシートが嫌いな子はめずらしい。
あるとき、実家からの帰り、いつものように何が嫌なのか息子はチャイルドシートを嫌がり肩のベルトを泣きながら一生懸命外そうとしていた。ちょうどそこに警察官がいてピーっと笛を吹かれ止められてしまったのです。
「奥さんちゃんとつけてあげないと危ないよー。お子さんフロントガラス突き抜けて飛んで行っちゃうこともあるんだよ」
といわれてしまった。
家はもう見えていたし、ちゃんと装着していたこと、息子がチャイルドシートを嫌がることも説明したが、容赦なく違反点数を加算されしまいました。
泣きわめく我がを早く抱き上げたいと思っている私は、ミラー越しに必死に息子あやすも泣き声はさらに大きくなるばかりでした。
それなのに「切符切るから待ってて」と更に待たされた。
こんなにも子供が泣いているのにこの人たちには、かわいそうという、心は無いのか?
子供はいないのだろうか?何とも腹立たしく世間の冷たさに涙を流しながら家に帰ったのでした。
フロントガラスが割れ、冷静取り戻した時、あの時の警察官の言葉ふと思い出しました。
「お子さんフロントガラス突き抜けて飛んでちゃうよ」
ほんの少しの衝撃で割れてしまったフロントガラス。
もし、スピードを出していたら、もっと強い衝撃だったなら…
息子がフロントガラスを突き抜けなくてほんとによかった。怪我一つしなくてほんとによかった。心からそう思った。
怪我の代償
フロントガラスの交換費 63000円なり
フロントガラスは車両保険が使えるらしい、ちなみに私は入っていなかったー。
私のバカ、バカ。
私の独り言を隣で息子が聞いていて、
「かーちゃん、ばかって言ったらかばになるよ」ですって。

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