2021/03/03

屋久島での暮らし
こんにちはaoimamaです。
屋久島での何気ない日常を綴っています。
屋久島の四月
庭の柿の木が青々と若葉をしげらせました。
去年はたったの4つしか実をつけなかった柿の木。
そんな不作な年もあっていいじゃないかと家族で笑いあった柿の木が今年こそは見ててくれと言わんばかりに、わが庭で一番青葉をしげらせてくれて見るたびに嬉しくなる。
今年はなぜか満開の桜をまだ見ていないなぁ~。
木の芽流しと呼ばれる4月の長雨の季節が過ぎると屋久島の春仕事が始まります。
私の暮らす宮之浦は冬は北西の風が強くとても寒い。
ただただ、暖かくなる日を心待ちして、春になると屋久島の森も長い眠りから覚めるように一斉に芽吹き
深い緑の森から新緑の色鮮やかな緑に変わる、そんなエネルギーに満ちた春が私は大好きだ。
里ではよもぎにつわぶき、筍にタラの芽・・・・
春の大仕事が待っている。
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日々の忙しさに追われていていても、この季節ばかりはワクワクしながら里山に足が向かってしまうのは私にも島人の血が流れているからだろうか(笑)
よもぎは新芽をキレイに洗い湯がいて、かからん団子を作る。屋久島の家庭料理の一つ。
おばあちゃんの得意料理の1つでもあるよもぎのかからん団子。
つわぶきは春の新芽を冷凍して炒め物や煮物にタラの芽は天ぷらに自然の恵みを有難くいただく。
昔ながらの知恵で屋久島の食卓が豊かに賑わう。
そんな時、何もないけど心が満たされるとはこういう事なんだと感じるのです。
スーパーや八百屋さんには野菜の苗が並び始め夏の収穫に向けて我が家でも野菜の植え付けが始まります。
これも春の大切な仕事の1つ。
今年もピーマントマトきゅうりになすびにトマトの苗を植えました。
父の作る野菜はどれも美味しい!
苗が育つ喜び、収穫の楽しみ、食べて幸せ!
畑仕事はてがかかるけれども、育てやすいものもある。
きゅうりは丈夫で成長が早く初心者でも手軽に収穫が楽しめます。
屋久島では本土に比べると何でも少し高め3本で300円ほどするときもあるので、100円の苗で何本も収穫できれば家計は大助かりなのです。
苗を選ぶときには本葉が3~4枚で茎がしっかりとしているのを選ぶのがポイント。
50cmの間隔でやや浅植えにして株もとをしっかり押さええます。
支柱をたてネットを張ります。
きゅうりの成長と共に夏が待ち通しいですね!
#屋久島の暮らし#野菜の栽培

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