2021/03/03

屋久島で人気の登山コースと言えば縄文杉。
しかし、実際どのようにして縄文杉を目指したらよいのかわからない方も多いようです。
どのようにして縄文杉トレッキングのに行ったらよいの
縄文杉
屋久島にこられるかたの目的はダントツ1位で縄文杉登山。
屋久島を代表する屋久杉だ(屋久島では樹齢1000年以上を屋久杉という。
縄文杉の樹齢は、なんと7200年という説がある屋久島最古の杉。
一般的なルートは荒川登山口から登るルート。荒川登山口までは屋久杉自然館という所からシャトルバスが出ているので事前にチケットを購入して乗車します。(3月から11月までは荒川登山口は一般車両は乗り入れ規制があります)バスのチケットは当日、自然館バス乗り場で購入できますが、混雑することもあるので、事前購入がおススメです。
事前購入は、空港、港、観光案内所、登山用品ショップ、一部のホテル・・・・
料金は中学生以上片道850円 小学生は340円
屋久島の代名詞ともいえる縄文杉、そのためゴールデンウィークやお盆、秋の連休は登山道が渋滞することもあります。感動的な縄文杉との対面を・・・という方は、できるなら、混雑日を避けて訪れるのをお勧めします。
縄文杉へは荒川登山口から往復22キロの道のり、時間は約10時間、険しい登山道も待ち受ける本格的なトレッキングになります。登り下り、そしてトロッコ道決して楽な道ではありませんが、なんとも言えない達成感は登山した方でなければわかりません。
しっかりと計画を立て準備してチャレンジ
してくださいね!
屋久島の雨に備えよう
屋久島の山では雨はつきもの、特に4月は「木の芽流し」と呼ばれ、照葉樹林の新芽を流してしまうかのように連日雨が降ります。また、5月の終わりから6月にかけても梅雨に入り雨が多くなります。
かつて、林芙美子女史は「屋久島は1月に35日雨が降る」と小説 「浮雲」の中でお書きになっています。雨の島と呼ばれるくらいに雨が多い屋久島。たくさんの雨が緑の森をつくり、見事な苔の森を育んでいます。苔は晴れると乾燥し、みずみずしい姿を見ることはできません。
屋久島の森に雨は必要不可欠なのです。
土砂降りの雨は、大変危険ですが、少々の雨なら屋久島ならでは、しっかりと装備をして、みずみずしい苔や霧かすむ幻想的な森を楽しんでください。
・靴
・レインウェアー
・ザック
等の準備は大丈夫ですか?
登山レンタルショップ
持っていなければ、借りればいいさ!屋久島には登山用品のレンタルショップがあります。
<宮之浦>
・ナカガワスポーツ
営業時間・・・9:00~19:00
定休日・・・月2回の水曜日
電話・・・0997420341
・屋久島観光センター
営業時間・・・8:00~19:00(12月から2月は18:00まで)
無休
電話・・・099720091
・やくしま屋
移動式のレンタル店
営業時間・・・8:00~19:00(12月から2月は18:00まで)
電話・・・099421680
※できれば、早めに予約をしたほうがいいそうです。
縄文杉や白谷雲水峡も歩くのは登山道です。靴やレインウェアーなどの備えがあれば安心。
屋久島登山を機に買い揃えるのもいいですが、次に使う予定がなければやはりもったいないので、荷物のかさばらないレンタルを利用するのがおススメです。
登山の前に「登山マナーブック」を手に入れよう!
縄文杉や白谷雲水峡などは比較的整備されていて歩きやすいコースですが、毎年、遭難者やケガをされる方が多いのです。もしもの時に、役立つのが屋久島限定の役立つ情報が掲載されている「マナーガイド」をゲットしておくといいでしょう。
山岳部の登山上の注意や緊急時の連絡先電話番号、登山バスについてなど・・・・役立つ情報がポケットサイズの冊子にまとめられています。空港や観光協会で無料で配布されているので登山の際にはザックに忍ばせておきましょう。
また、登山届は必ず登山口で提出しましょう!
まとめ
屋久島の魅力と言えば、縄文杉だけではない。自然豊かな屋久島は、東アジアを代表する照葉樹林の森、見事な水量の大川の滝、圧巻の千尋の滝、コバルトブルーの海、澄んだ渓谷、屋久島グルメも忘れてはいけませんね!
余裕をもったプランで屋久島を余すことなく楽しんでほしいと思います。