平成の米騒動とは
「平成の米騒動」とは、1993年の日本における記録的な冷夏による、米不足の現象のことです。
1918年は「大正の米騒動」と呼ばれています。
「平成の米騒動」の原因は、フィリピンのピナトゥボ山の噴火が原因と考えられています。
記録的な冷夏と日照不足による育成不良による記録的な米不足です。
梅雨前線が、長期にわたって停滞し、この年はいったん発表された梅雨明け宣言が撤回されてしまうほどでした。
平成の米騒動 タイ米の食べ方
平成の米騒動時代、私も給食にタイ米が出てきたのを覚えています。
大量に輸入され、「美味しくない」と言われていたのが印象的でした。
日本のお米に比べで、細長くパラッとしていた記憶があります。
しかし、世界的にはタイ米の方が主流!
タイ米は、正式には「インデカ米」
日本でよく食べられているのは「ジャポニカ米」
インデカ米は、細長い形をしておりジャポニカ米より粘りは少なく、パサパサ感があります。
濃いめのおかずとお皿に盛って、食べるのが一般的で、単体で食べることはほぼありません。
日本の伝統的な調理法に合わないことから日本では、あまり人気がありません世界的には、好まれ食べられているお米です。
「タイ米」はなぜ不人気だったのか?
タイ米は、今やカフェでのおしゃれなランチや、家庭でのこだわりカレーのお供に欠かせないー食材の1つです。
なぜ「平成の米騒動」の時に、あまり日本人の口に合わなかったのでしょうか?
パラパラで独特の風味のするタイ米は、お箸で食事をする日本人には扱いづらく、あっさりとし和食にも合わせにくかったようです。
日本人は、もっちりとした食感のお米が好きな方が多いので、バサバサしたタイ米は食べにくかったようです。
タイ米の美味しい食べ方!
タイ米を美味しくいただくにはやはり、タイの料理と一緒に食べるのがいいと思います。
あの独特の匂いはタイの料理には欠かせない、調味料の1つです。
タイの料理と一緒に食べることでより、タイ米の風味を味わうことができます。
お米料理ならカレーやチャーハン、リゾットなど。炒め物なら、ナンプラーやオイスターソースを使ったおかずとの相性抜群です。
まとめ
今、一部で米が不足していると言われています。
不作だけではなく、インバウンド需要や世界的な日本食ブーム、猛暑による米不足。色々な要因重なっています。
令和の米不足の行く末はいかに??
今回もタイ米が救世主となるのか?
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