セスジスズメの幼虫を育ててみた!

おうち時間
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  • 小学3年生の息子が、昆虫のYouTube動画を見て

「育ててみたい!」

昨年、興味を持ったのが

セスジスズメ。

それじゃあ、今年の夏の自由研究は

「セスジスズメに決り!」

興味を持ったことは何でも

チャレンジ!と言い聞かせているものの

母さんは

セスジスズメなんて聞いたことのない、、、、

 

スズメと言うくらいなので、

鳥の一種か??

と思っていたらなんと

蛾(が)でした、、、、、

セスジスズメはスズメガ科に属する蛾(が)の一種です。

 

スズメガにも色々な種類がいて

コスズメとかクルマスズメとかアジアホソバスズメとか色々、、、

セスジスズメは割と見つけやすくて

育てやすいのではないかと思います。

日本全土に生息しているようです。

色々な植物を食い荒らすので、

農作物を育てている人からすれば害虫とされています。

初夏から秋に繁殖するようなので

夏休みの自由研究にはピッタリですね。

 

セスジススメの幼虫

こちらがセスジスズメの幼虫です。

花壇で見つけてきた段階でずいぶん、成長しています。

 

 

少し見た目が、、、と

いう方もいると思いますが、

飼うとだんだんかわいく見えてきます。

 

セスジスズメは黄色い目のような模様が特長です。丸い目の玉のような模様があるのは鳥などの外敵から身を守るためです。

 

昆中は足が六本

芋虫の時にだけあ腹脚とよばれる部分がとてもかわいい、触るとツルツル、もちもちしていて、手にのせると腹脚はタコの吸盤みたいにペタペタとくっつきます。

腹脚を上手に使って葉っぱを持って食べる姿は、見ればみる程愛おしくなってきます。

毒があるの?

セスジスズメには毒はありません。おしりに角のようなものがありますが、

触っても刺されることはありません。

おしりの角は尾角といって特に意味はなくただの飾り。

動くたびにピコピコと動いてみていると可愛いく感じてしまう。

セスジスズメのチャームポイント的な。

食べ物はなにを食べるの

 

セスジスズメはとても食欲旺盛で、あっつという間に

畑や花壇の植物の葉を機荒らしてしまうほど。害虫としても知られています。

ヤブガラシやノブドウ、里芋、サツマイモほうせん花などの葉を食べます。

今回、私は庭のサンパチェンスの葉を与えて育てました。

飼育容器

 

私は市販のむしかごにテッシュをひいて餌となる葉っぱを入れて飼育しました。

セスジスズメは食欲旺盛で沢山食べて沢山、糞をします。

テッシュやキッチンペーパを入れて置かないとお掃除が大変です。

虫かごでなくても大きめのプラスチック容器でもダイジョブです。

セスジスズメが脱走しないような、大きさの空気穴をあけて置きましょう。

成長の過程

セスジスズメは小さな幼虫から終齢幼虫になるまで何度も脱皮を繰り返します。

そして、蛹室を作ります。

自然の環境だと土の中に潜りますが、むしかごで飼育するときは終齢幼虫に近づいてきたら飼育箱の中に落ち葉も一緒に入れてあげましょう。すると、落ち葉を使って蛹室をつくります。

突然、液体をだしベチョした感じになったので死んで腐ってしまったのではないかと心配になりましたが、しばらくするとからからの蛹になりました。

蛹になって成虫になります。

  • 蛹になったあとも生きているのかな?死んでるかもしれない?と心配でしたがよーく観察すると硬いからに包まれても時々、ピクッと動くことがあり、それで生存確認をしていました。

蛹になったら

蛹になったら上手に羽化出来るようにネットに移し替えてあげましょう。

 

羽化するときに羽が折れたままだと飛ぶことができなくなってしまいます。

羽化したての羽をしっかり乾かすことができる環境を作ってあげましょう。

 

まとめ

セスジスズメは背中に二本の筋があることからセスジスズメと呼ばれています。

幼虫期の尾角を揺らしながら、ペタペタ歩く姿は何とも言えないかわいらしさがあります。

また、成虫になると幼虫期らは想像できないようなシャープなフォルムをしていて

「蛾」ではあるのですが美しい姿に大変、驚きました。

イモムシから蛹になって成虫になる”完全変体”という命をつなぐ仕組み知り、

命のはかなさ、尊さを知ったのであります。

子供が達も「せっちゃん」と名前をつけて毎日観察していました。

夏のいい経験になりました。

 

 

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