屋久島の楠川集落にある「楠川温泉」はひなびた小さな温泉ですが川のせせらぎを聞きながらゆっくりのんびり過ごすことができる屋久島のローカル温泉です。
登山の後には特に最高で筋肉痛や疲労回復の効果が期待できます。
入浴後にはお肌もつるつるになると好評です。
楠川温泉には男湯、女湯、マッサージチェアのある休憩スペースがあり湯上りに川のせせらぎを聞きながらのんびり過ごすことができ、初夏には蛍が飛び、美しく幻想的な景色も楽しむことができます。
バスでもレンタカーでも行くことができます。
楠川温泉の場所
楠川温泉は屋久島の大きな集落宮之浦のお隣の楠川集落にある温泉です。
楠川温泉の入浴料
大人300円 小人150円
タオル等の貸し出しはありません。シャンプーや石鹸は自由に使うことができます。屋久島は島を一周すると温泉が沢山あるので、携帯用のお風呂セットを持参するのがオススメ。
楠川温泉の効能
楠川温泉の効能は、アルカリ性単純温泉で神経痛、筋肉痛、関節のこわばり、五十肩、慢性消化器病、冷え性、打ち身、疲労回復など。
入浴レポ
楠川温泉は安人土桃山時代より湯治温泉として屋久島の人々に利用されてきた屋久島でも歴史ある温泉です。安土桃山時代と言えば、豊臣秀吉が国を統一した藩政時代のころ。屋久島も屋久杉を切り出し納めていた時代。
小さな温泉ですが、とてもいい湯。地元の常連客と観光客との交流の場所にもなっています。地元の方が訪れるのは夕方の時間帯、タイミングによって混んでいることもあります。
私が行った時には、地元のおばあちゃんが入浴されていて「熱くないかい」と湯加減を気にかけてくださいました。浴室は小さめ2,3人で利用するのが丁度いいと私は感じました。
洗い場は4席、シャワー付きは2席で順番に使います。
最後に出た人が湯船に蓋をするスタイルでした。
こじんまりとした温泉で、少し昔にタイムスリップしたかのようなどこか懐かしい森の中の温泉といった感じ。
源泉かけ流しではなくボイラーで沸かしているため、温泉のお湯の出しっぱなしには気を付けましょう。
楠川温泉の住所・営業時間
<住所>
鹿児島県熊毛郡屋久島町楠川1364番地5
<電話>
0997421173
<営業時間>
9:00から21:00(受付は20:00まで)
アクセス
宮之浦港と屋久島空港の間に位置する楠川温泉はアクセスがとても便利!観光の隙間時間でも入浴可能です。
車でお越しの方
・宮之浦港から車で6分
駐車場は無料です。
バスでお越しの方
- 宮之浦港からバスで10分バス停から歩いて5分ほど
屋久島の会社は2社あります。
屋久島交通
https://yakukan.jp/doc/pdf/taneyakubus_timetable.pdf
まつばんだ交通
便数が少ないので帰りの時間もしっかり調べてから行きましょう。
その他、宮之浦からだとレンタサイクルやレンタバイクの貸し出しも行っています。
屋久島の風を感じて、自由気ままに!! – YOU SHOP 南国
県道沿いのこちらの看板を山側へと入って行きます。
道幅の狭い登りの山道が続き、さすが南国道の脇には、クワズイモやシダ植物が生い茂っていました。
正面はヘゴシダ化石植物の生き残りと言われています。
しばらく進むと、こんなところにも大きなヘゴシダが!ここはジュラシックパークの世界ですか?
楠川温泉の駐車に到着!6台くらいは止めることができる駐車場があります。
ほんとに森のかにポツンとありました。緑の壁が目印です。
外には自動販売機があり入ってすぐの窓口でお支払いをしましょう。
蛍の生息地
楠川温泉の横には湯の川が流れていて、ホタルの生息地としても知られています。
休憩所の窓を開けると、川のせせらぎが聞こえてきます。5月~6月ごろの夜にはホタルが飛び交う幻想的な光景を鑑賞できるかもしれません。
ホタル観賞と合わせて入浴に訪れてもいいですね。
まとめ
楠川温泉は手軽に行けるローカル感漂う屋久島の小さな温泉ですが、歴史は古く約400年に渡って地元の方に愛されてきた温泉です。
空港からも宮之浦港からも近いので隙間時間に手軽に利用出来る所もオススメ。
屋久島の南の集落は温泉、北の集落は冷泉が沸いており、楠川温泉は冷泉ですのでボイラーで沸かしていますが、湯上りはお肌すべすべになり良質な泉質の楠川温泉をぜひ一度お試しください。
今回は楠川温泉についての解説でした。
最後まで御覧頂きありがとうございます。
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