失敗しない2つのコツ!簡単!自家製梅干し (梅仕事)

おうち時間
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ようやく九州南部の屋久島も梅雨しまた。

 雨の匂いに、土の匂いが混じりあい、

何とも言えない6月の匂い

どんよりとした、

厚い雲のかかった山を見ながら

縁側でコーヒーを飲む朝。

これと言って仕事はして居ないけれど、

84歳の父の畑仕事の雑用係の私はこの季節がとても忙しい。

梅が収穫を迎え

仕込み作業が立て込んでいる。

晴耕雨読。

私の場合、畑仕事をしてもお金にはならないのだから

本でも読んでいたいものだ。

毎年恒例!我が家梅仕事!

雨の合間に今年も

梅の収穫行ってきました。

一般的に、梅の収穫時期は

6月~7月が目安とされています。

梅の花が咲くのは

2月~5月上旬でそのあとに実がなります。

 

我が家の畑には父が両親と植えた梅の木が2本。

今年もいい感に収穫ができて、

梅干し、梅酒、梅シロップと梅仕事

鹿児島県では薩摩西郷梅が有名で、

香り豊かで、果肉が厚く、肉質良好、

少し赤みが付くのが特長です。

我が家は、

南高梅と小梅と合わせて20キロくらい収穫して、

近所にもお裾分け。

我が家では梅を腐らせると3年は良いことが無い、

って言い伝えがあって、

小心者の私は梅の扱いには結構、

気を遣う。

今年は

梅を無事食卓に上げることができるのだろうか?

という事で、

今回は、初心者さんでも作りやすい梅干し

梅干し作りのコツ2を紹介します!

梅さえあれば梅干しは作れます。

梅と塩と、あれば赤シソ。

赤シソもなくても作れるので、実質梅と塩だけ!?

コツはたったの2つ!

* 完熟梅を使う

* 塩分はしっかり20%にする!

この2つを取り入れた梅干しの仕込みを

ご紹介します。

【梅の塩漬け】
・完熟梅  5キロ
・粗塩  1キロ(梅の20%) 
・焼酎 35度のもの  1/2カップ程度 

あ、干すときは大きなザルがあったほうがいいかな。

では、いよいよ梅干しの仕込みをしていきましょう。

まずは

梅の準備

まだ、梅が青い場合は、

収穫して家で2日ほど追熟させます。

梅同士が重ならないように広げて

放置しておくだけです。

縁側にでも新聞紙をひろげてごろっと転がしておきましょう。

はい、

これもなんの手間もいりませんね。

緑の青梅から黄色に色が変わるまで、

追熟させます。

ヘタ取り

ヘタ取りをします。

爪楊枝や竹串をつかって

茶色いヘタを取ります。

傷んだ実は傷の部分からカビが生えるので取り除き、

やさしく水洗い。

ふきんでやさしく、傷をつけないように水気をふきます

なれてくるとポロ、ポロと簡単にヘタを取ることができますよ。

大きめのボウルに梅を入れ、

スプレー容器に入れた焼酎を吹きかける。

(ボウルに焼酎を入れておき、梅を何回かに分けて入れ、まぶしてもOK。)

最初に塩でしっかりと漬けます!

まずは、梅と、それに対して20%の塩を使って漬け込みます。

梅と塩を交互に

清潔な容器に塩をひとつかみふり、

梅を敷き詰めるように並べる。

同様に塩、梅を繰り返す。

最後に塩をし、中蓋をして梅と同重量の重石をする。

外蓋をして新聞紙などで包み、日付を書く。


私は20%で漬けることをおすすします。

保存も効き、しっかりと酸っぱ塩辛い梅干しにしたいので。

塩分多めのほうが腐りにくいので。


もし、

仕上がった梅干しがどうしても辛くて食べられない場合は、

塩抜きして食べましょう。

そうして漬け容器に入れ込んだ梅と塩、

その上にお皿などでフタをして、

上から重石をのせます。

重しは、

  • 3重にしたビニール袋に2〜3kgの水を入れて代用
  • ペットボトルで2〜3リットル分の水を重しにする
  • そのほか瓶や鍋を使う

※我が家は海岸から拾ってきた石をきれいに洗って使っています。

衛生面だけは気を付けて、

お皿の上に乗せ、

それを大きなビニール袋で覆います。

この状態で2日ほどで水が上がってくるとベストですね。

ここでまたソワソワしちゃいますけど、

そんな簡単には腐らないと思いますので、

2週間ほどは様子をみて下さい。

この梅が夏には美味しい梅干しになります。

屋久島の子供たちは夏になると

毎日のように、川や海に行くので

その時のお昼ごはんに

お弁当やおにぎりに梅干しを入れると、

殺菌効果があるので、腐敗防止食中毒の抑制にもなります。

梅ってこの時期にがんばって仕込んでおくとお助け食材になるんです。

よく祖母が言っていたのは

「梅はその日の難逃れ」

梅に含まれるクエン酸による疲労回復。
唾液や胃酸の分泌を促し、

消化吸収を助けてくれる。

防腐作用により食中毒菌を抑制、

食あたりを予防したり、解毒作用、

二日酔いにも効果あります。

また、便秘や下痢などを改善してくれる整腸作用。
暑い夏場などには熱中症対策にもなる。

ほかにも身体を調整してくれる機能が多く含まれている梅干し。

梅干しを、一日の事始めの朝に食べておけば、多少の困難は免れる。
だからその日一日を元気に過ごすことができると。

そんな、ことを思い出した

今年の梅仕事。

約2ヶ月は塩に漬けて、

あとはお天気が3日続く日を待って天日干しをします。

今日も、雨が降っている。

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